吸引を行う前に、その患者さんに吸引が必要かどうかを評価することが大切です。今回は、気管切開患者さんの吸引の必要性をどう評価していくかを解説します。
▼気管切開についてまとめて読むならコチラ
気管切開とは? 気管切開の看護
吸引の必要性はどう評価する?
一般的に、吸引は定期的(例えば「2時間ごとに」など)に行うのではなく、その都度必要性を評価し、必要時に行ったほうがよいといわれています。そもそも気管吸引の目的は、気管吸引ガイドライン2013にあるように、「気道の開放性を維持・改善することにより、呼吸仕事量(努力呼吸)や呼吸困難感を軽減すること、肺胞でのガス交換能を維持・改善すること」です。
それでは、「吸引が必要かどうか」はどのように評価したらよいのでしょうか。具体的な評価の仕方を考えてみましょう。
4つの評価ポイント
POINT1 努力呼吸になっていないか
分泌物により、一回に吸い込める量(一回換気量)が少なくなれば、呼吸中枢は呼吸の回数を増やして、分時換気量を保つようにするので、頻呼吸や浅表性呼吸となります。また、気管や気管支に分泌物が貯留すると、吸気や呼気に余計な力が必要になり、努力呼吸(呼吸補助筋を使った呼吸)、陥没呼吸(吸気のたびに鎖骨上窩や肋間が陥没する)、呼気延長(呼気時間が吸気の3倍以上長い)などの症状がみられます。
このような状態の患者さんは、何らかの方法で気管や気管支にある喀痰を除去する必要があります。患者さん自身の咳嗽で除去できない場合は、気管内吸引が必要です。
\ この記事をシェアする /


![[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F147015bae3574ded81b01c90e7523ada%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A92-0831.png&w=3840&q=75)
![[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F3113ced9e28d4cda994e6ab1f7a8f226%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A90831.png&w=3840&q=75)
![[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F2a1fc8fb756c4596a1983b1a6df2c37e%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%258F%2590%25E4%25BE%259B%25E4%25BD%2593%25E5%2588%25B60831.png&w=3840&q=75)
![[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐ](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F0605755b1410462eaace4bc1f47b06bc%2F%25E4%25BB%258B%25E8%25AD%25B7%25E5%25A0%25B1%25E9%2585%25AC0831.png&w=3840&q=75)










