みなさんが日々行っている看護はどれも、アセスメントに基づいて実践されています。けれども、「フィジカル・アセスメントに自信がある?」と聞かれて、Yesと即答できるナースは少ないようです。「できているつもりだけど、迷いもある」という人の場合は、「情報収集」から「判断」までの基本の流れを身に付けると、ぐっとスキルアップします。
ここでは、アセスメントを実践する上で重要な「3つのポイント」を解説します。
ポイントは「情報収集」「整理と吟味」「判断」
フィジカル・アセスメントは、「患者さんの身体面に出る情報を把握し、その背景や原因などを探り、適切な対応を考察する」ことです。
例えば清拭。患者さんに洗髪や足浴などのケアを行うという看護計画を立てていても、実施できるかどうかは、そのときの患者さんの状態で変わってきます。患者さんの発熱など、何らかの事情で、洗髪や足浴が行えない状態であれば、延期して看護計画を組み直すでしょう。
どのような看護も、患者さんの状態観察から導かれる判断なしには、成立しません。まずは、患者さんの身体に現れる情報を集める。次に、集めた情報を整理し吟味する。そして、適切な判断を行い看護ケアにつなげる。これが、フィジカル・アセスメントなのです。
これまで、「フィジカル・アセスメントに自信がない」という多くの看護師に話をしてきましたが、「情報収集」「情報の整理と吟味」「判断」というフィジカル・アセスメントの3つのポイントをおさえると、理解が深まるようです。この3つのポイントの説明を通して、フィジカル・アセスメントを理解していきましょう。
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