記事
記事
漫画
漫画
用語
用語
ナース専科国内最大級の看護師・看護学生コミュニティサイト

看護師・看護学生向けの総合Webメディア

  1. ナース専科
  2. >
  3. 看護の記事
  4. >
  5. 感染管理
  6. >
  7. 県内唯一の大学病院として 研修・教育に注力 看護師が中心となり 県内の医療の「道標」に<和歌山県立医科大学附属病院>【PR】
感染管理キャリアアップがん#注目ピックアップ#キャリアアップ#認定看護師#看護学生#肝疾患
【連載】Nursing 最前線 ―看護の現場をリポート―

県内唯一の大学病院として 研修・教育に注力 看護師が中心となり 県内の医療の「道標」に<和歌山県立医科大学附属病院>【PR】

2018.12.19
県内唯一の大学病院として 研修・教育に注力 看護師が中心となり 県内の医療の「道標」に<和歌山県立医科大学附属病院>【PR】のサムネイル画像
監修
富永経一郎のプロフィール画像

富永経一郎

自治医科大学附属病院 救命救急センター 医師

監修者の記事一覧
執筆
宮崎 澄子のプロフィール画像

宮崎 澄子

執筆者の記事一覧

「私達は安全で質の高い医療を提供し、地域の保健医療の向上に貢献します」を理念に掲げる和歌山県立医科大学附属病院は、県内唯一の大学病院として、質の高い医学研究を基に高度医療を推進すると共に、医学教育・研修にも力を入れています。また、県内全体の医療レベルを底上げするための活動も積極的に行っています。その取り組みについてうかがいました。


看護師が中心となって全職員を教育

同院の看護職員と和歌山県立医科大学の看護学生双方のキャリアアップを支援しているのは、2014年に開設された「看護キャリア開発センター」(池下ゆかりセンター長)です。新人看護職員研修や看護師の継続教育研修を中心に、教育プログラムを構築。現場の看護師に求められる知識や技術の習得だけでなく、看護専門職として自身でキャリアデザインができるよう、看護の新たな可能性に挑戦できる感性豊かで創造的な看護職員の育成を目指しています。また、県内の看護職員のキャリアアップも積極的に支援し、地域に貢献することも目標として掲げています。

一方で、院内全体の教育研修にも力を入れている同院では、中山美代子医療安全推進部次長と小島光恵感染制御部主査(感染管理認定看護師)が中心となって、全職員を対象とした医療安全や感染管理の教育・研修を積極的に行っています。医療安全推進部は、医療事故の防止と医療の安全性の確保を目的に設置され、医療安全の推進と医療安全文化の醸成・確立に取り組んでいます。部長(医師)、次長(2名)、専従のゼネラルリスクマネジャー、事務職員で構成され、うち中山次長が専従となっています。また、院内各部門にはリスクマネジャーを配置し、安全管理に関する点検と改善、安全対策に関する事項の周知徹底を図っています。

「大学病院の職員としての質の高い研修を実施しています。毎年約250名の職員が新規に採用されるため、少人数で行う新人研修は、院内のインストラクターにも協力してもらっています。全職員を対象とした医療安全研修会や復職者研修会、院内巡回にも力を入れています」(中山次長)

医療安全推進研修


新規採用者への医療安全推進研修

毎年250名の新規採用者のレベルを一定に

感染制御部では、医師や看護師だけでなく、検査部、薬剤部、事務局などと協力し、患者さんが安心して治療に専念できる安全な療養環境と、職員が健康に働くことができる職場環境の提供を目指しています。メンバーは、部長(微生物学教室教授)のほか、医師(2名)、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員で、小島主査が専従の感染管理認定看護師として重要な役割を担っています。また各診療科や看護単位、中央部門には、感染対策マネジャーを配置しています。「新人研修では、針刺し事故防止のため実技指導を行っています。手指衛生の研修会では、対面で実技チェックをしています。各部署からの要請で出張研修を行うことも多いですが、今年は『血液培養の採取方法』をテーマにしたいと思っています」と小島主査。

同院の職員総数は約2000名。毎年250名が新規採用となるため、単純計算で8年で全職員が入れ替わることになります。全職員の知識・技術を一定のレベルに保つには、毎年の研修の積み重ねが重要です。医療安全推進部や感染制御部のメンバーだけでは手が回らない部分もあるため、両部に配置したリスクマネジャーや感染対策マネジャーが協力し教育・研修を行う体制を整えています。

研修風景


新規採用医師、看護師へのAHA-BSLヘルスプロバイダーコース研修

同院での教育が県内に波及

同院の退職者の多くは県内のほかの病院に就職するため「当院できちんと教育・研修し、高いレベルの知識・技術が身に付いていれば、それがひいては県内全体の底上げにもつながる。そのためにも、当院での教育が重要」と上野雅巳地域医療支援センター教授は指摘します。和歌山県下のほとんどの病院に、和歌山県立医科大学から医師を派遣しており、顔が見えやすい環境が構築されています。県内の病院を対象とした研修会を開く際にも、多くの病院からの参加があるといいます。

独自に研修ができない病院に対し、和歌山県看護協会が安全管理者養成研修などを開催する際、中山次長が協会から派遣され、講師を務めることがあります。また、研修を聞いた病院・施設などから、中山次長が直接講師の依頼を受けることもあり、県内全体の底上げに貢献しています。「依頼があればどこへでも行きます」と中山次長。また小島主査も、県内で活躍する約20名の感染管理認定看護師の1人として、研修会の際には講師を務めています。

「安全メール」を公開し、県内の病院からの質問や相談を受けたり、院内にある書籍やDVDを貸し出すなどの活動も、県内全体の医療レベルの底上げに役立っています。「土地柄からか、県内の病院は『大学病院ではどうしているのか』『大学病院で実施しているなら、当院でも行いたい』と、当院の動向を気にする傾向が強い」と上野教授。同院は、医療安全、感染管理を含めた医療レベルにおける県内の「道標」になっています。

上野雅巳地域医療支援センター教授を中心に、中山美代子医療安全推進部次長 (左)


上野雅巳地域医療支援センター教授を中心に、中山美代子医療安全推進部次長 (左)と主査

DATA

和歌山県立医科大学附属病院
和歌山県和歌山市紀三井寺811-1
開設●1954年
病床数●800床
職員数●(常勤換算)782.1名
看護配置●一般病棟 7:1
日本医療機能評価機構認定病院/地域がん診療連携拠点病院/地域肝疾患診療連携拠点病院/周産期母子医療センター設置病院

和歌山県立医科大学附属病院の写真

ニプロ株式会社発行:看護情報誌「ティアラ」2018年11月(no.119)より転載

編集ポリシーはこちら

\ この記事をシェアする /

  • ヘルプ編集ポリシー
  • 利用規約特定商取引法に基づく表示
  • 個人情報について広告掲載について
  • 運営会社お問い合わせ
  • ヘルプ
  • 編集ポリシー
  • 利用規約
  • 特定商取引法に基づく表示
  • 個人情報について
  • 広告掲載について
  • 運営会社
  • お問い合わせ

OFFICIAL SNS

  • X
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube

株式会社エス・エム・エスの運営サイト

  • 放射線技師人材バンク検査技師人材バンク
  • 工学技師人材バンク国試黒本治療家エージェント
  • JOB NOTEPTOT人材バンク
  • エイチエ 転職ウェルミージョブ
  • カイゴジョブエージェントケア人材バンク
  • かべなし求人ナビ・就労支援ナビ保育士人材バンク
  • カイポケ訪問看護マガジンPTOT人材バンク
  • JOB NOTEカイポケM&A
  • 放射線技師人材バンク
  • 検査技師人材バンク
  • 工学技師人材バンク
  • 国試黒本治療家エージェント
  • JOB NOTE
  • PTOT人材バンク
  • エイチエ 転職
  • ウェルミージョブ
  • カイゴジョブエージェント
  • ケア人材バンク
  • かべなし求人ナビ・就労支援ナビ
  • 保育士人材バンク
  • カイポケ訪問看護マガジン
  • PTOT人材バンク
  • JOB NOTE
  • カイポケM&A
プライバシーマーク

安心してご利用いただくために

ナース専科を運営する(株)エス・エム・エスはプライバシーマークを取得しております。

Copyright © SMS Co., Ltd. All Rights Reserved.

ナース専科様 おすすめ記事

[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念の詳細を見る
[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念
医療知識・時事

[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念

2026.10.07
[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認の詳細を見る
[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認
医療知識・時事

[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認

2026.10.07
[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐの詳細を見る
[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐ
医療知識・時事

[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐ

2026.10.07
申し送りミスでインシデントに…仕事をするのが怖いです。の詳細を見る
申し送りミスでインシデントに…仕事をするのが怖いです。
リサーチ企画

申し送りミスでインシデントに…仕事をするのが怖いです。

2026.10.07
記事記事漫画漫画用語用語
ナース専科

ログインすると、あなたの興味や関心に合わせた「おすすめ記事」が表示されます

登録はこちらログインする

Pickup

  • 介護・医療・福祉・保育の求人・転職ならウェルミージョブ
  • 看護師賠償責任保険

for student

  • 合同就職説明会
  • 就業体験、見学会・説明会、採用試験

新着記事

新着一覧を見る
費用対効果評価制度見直し、2026年中に価格調整実施へ――費用対効果評価専門部会の詳細を見る
費用対効果評価制度見直し、2026年中に価格調整実施へ――費用対効果評価専門部会
医療知識・時事

費用対効果評価制度見直し、2026年中に価格調整実施へ――費用対効果評価専門部会

2026.10.09
アートメイクについてどう思いますか?の詳細を見る
アートメイクについてどう思いますか?
リサーチ企画

アートメイクについてどう思いますか?

2026.10.09
迷いやすい発作時の対応【てんかん看護 Q&A】の詳細を見る
迷いやすい発作時の対応【てんかん看護 Q&A】
脳神経内科痙攣

迷いやすい発作時の対応【てんかん看護 Q&A】

2026.10.08
[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協の詳細を見る
[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協
医療知識・時事

[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協

2026.10.07

週間PV数ランキング

【採血】内出血した患者さんに言ってはいけないNGワードの詳細を見る
【採血】内出血した患者さんに言ってはいけないNGワード
1
採血

【採血】内出血した患者さんに言ってはいけないNGワード

2014.04.16
採血時「スピッツ1本の時はシリンジ」の根拠は?真空管じゃダメ?の詳細を見る
採血時「スピッツ1本の時はシリンジ」の根拠は?真空管じゃダメ?
2
採血

採血時「スピッツ1本の時はシリンジ」の根拠は?真空管じゃダメ?

2023.08.04
患者さんの自己抜去、どうリスクを回避する?の詳細を見る
患者さんの自己抜去、どうリスクを回避する?
3
注射やせ

患者さんの自己抜去、どうリスクを回避する?

2025.07.21
退職を考える看護師が知っておきたい制度や給付金の詳細を見る
退職を考える看護師が知っておきたい制度や給付金
4
キャリアプラン

退職を考える看護師が知っておきたい制度や給付金

2020.04.27
不必要な痰の吸引を希望する患者家族。なかなか理解してもらえず困っています…の詳細を見る
不必要な痰の吸引を希望する患者家族。なかなか理解してもらえず困っています…
5
リサーチ企画

不必要な痰の吸引を希望する患者家族。なかなか理解してもらえず困っています…

2026.09.23

カテゴリー

この記事に関連する記事

  • まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第6話 未来、がん患者さんの退院後のサポートを学ぶ【PR】の詳細を見る
    まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第6話 未来、がん患者さんの退院後のサポートを学ぶ【PR】
    がん

    まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第6話 未来、がん患者さんの退院後のサポートを学ぶ【PR】

    2026.08.27
  • まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第5話 未来、オピオイド誘発性便秘症の治療を学ぶ【PR】の詳細を見る
    まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第5話 未来、オピオイド誘発性便秘症の治療を学ぶ【PR】
    がん

    まんがでわかる緩和ケアSTORY― 第5話 未来、オピオイド誘発性便秘症の治療を学ぶ【PR】

    2026.08.24
  • ペムブロリズマブ投与後の好酸球割合、irAE発現リスク評価の手掛かりにの詳細を見る
    ペムブロリズマブ投与後の好酸球割合、irAE発現リスク評価の手掛かりに
    がん

    ペムブロリズマブ投与後の好酸球割合、irAE発現リスク評価の手掛かりに

    2026.08.14
  • [医療提供体制] 電子カルテ情報共有サービスの対象情報拡充など盛り込むの詳細を見る
    [医療提供体制] 電子カルテ情報共有サービスの対象情報拡充など盛り込む
    がん

    [医療提供体制] 電子カルテ情報共有サービスの対象情報拡充など盛り込む

    2026.07.27