本格的な在宅静脈栄養法って、普通の在宅静脈栄養法とは違うの?という疑問が出てくるかもしれませんね。もちろん、タイトルを決める時点でかなり考えてみたのですけど。本格的な在宅静脈栄養法とは、「とりあえず家に帰そうや」という程度ではなく、何年でも管理できる技術をもって実施する、という意味だと受け取ってもらえば幸いです。
本邦では、お国の方針として在宅医療が推進され、病院における在院日数を短縮するためには「とりあえず退院させなくては。そのためには在宅静脈栄養法も一つの方法だな」という感じで実施されている場合も多いようです。その考え方の甘さから、カテーテル感染を初めとする合併症が発生して、在宅医療が継続できなくなる患者さんも多いと聞きます。10年、20年と家で生活できるようにするのが、本格的な在宅静脈栄養法のはずなのです。
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