尖足
せんそく
せんそく
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尖足とは、足関節が足底屈曲で拘縮した状態をいう。尖足では、足先で立つような状態になるため、踵を地面につけることができず、身体の支持機能に影響を及ぼす。
尖足が起こる主な要因は次のとおり。
①麻痺性尖足:ポリオ、進行性筋ジストロフィー、脊髄髄膜瘤(二分脊椎)などで起こる弛緩性麻痺により、背屈筋の筋力が低下することで生じる
②痙直性尖足:脳性小児麻痺や脳卒中などで起こる痙性麻痺により、底屈筋の緊張が高まることで生じる
③習慣性尖足:長期にわたる寝たきり状態により、足の重みや掛け布団の圧迫で生じる
④先天性内反足による尖足:出生時より足の変形がみられる先天性の疾患が合併することで生じる
⑤総腓骨神経麻痺による尖足(下垂足):下肢の骨折などの外傷や腓骨頭部の圧迫によって起こる総腓骨神経麻痺により生じる
先天性内反足や総腓骨神経麻痺による尖足の場合は、手術治療が行われる。尖足を起こさないためには、足関節を良肢位に保つとともに、足関節の自他運動を行い、関節拘縮を予防していくことが重要である。
永井良三,他監:看護学大辞典 第6版.メヂカルフレンド社,2013,p.1305.
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
杉田和代
有明医療大学看護学部看護学科
(執筆)
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