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用語の説明

カリメート注腸とは、カリメート(ポリスチレンスルホン酸カルシウム)という高カリウム血症治療薬を肛門から腸内に注入すること。

カリメートには、散剤、ドライシロップ、経口液の3種類の形状があり、急性腎不全や慢性腎不全などで高カリウム血症になった場合に、血清カリウム値を低下させるために内服したり、腸内に注入したりして治療する。

摂取したカリウムの吸収の大部分は小腸で起こるため、カリメートを腸内に注入することで、カリウムの吸収を妨げることができる。また、カリメートは腸内で吸収されることなく、結腸付近でカリメート中のカルシウムイオンと腸内のカリウムイオンが変換され、それが糞便中に排泄される。この作用によって、腸内のカリウムが便とともに体外に出されるため、血中のカリウム値が低下する。

カリメート注腸では、重大な副作用として、腸管穿孔や腸閉塞が起こる可能性があり、十分な観察と注意が必要である。

執筆・監修者

林 洋

東京有明医療大学

監修

北島泰子

有明医療大学看護学部看護学科

執筆

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