POS(問題志向システム)
ぴーおーえす(もんだいしこうしすてむ)
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POS(問題志向システム)とは、Problem Oriented Systemの略で、患者さんに生じている「問題」に焦点をあて、情報の収集・整理、看護計画の立案、実施、評価を一貫して行う考え方である。具体的には、看護師が患者さんの症状、既往歴、検査データ、治療経過などの情報を収集し、そこから看護問題を抽出したうえで、それぞれの問題に対して看護計画を立案し、看護を実施する。実施後は、どのような影響があったのかを評価する。
このプロセスをたどることで、根拠に基づいた看護を展開できるようになり、「どのような看護を行い、どのような結果が得られたのか」を論理的に整理しやすくなる。また、多忙な臨床現場において、POSの枠組みを活用することで「なぜこの看護を行ったのか」「患者さんの看護問題はどうなっているのか」などの評価やチームへの共有がしやすくなり、看護の質の向上に繋がる。
一方で、患者さんの突発的な変化への即応が難しかったり、個々の問題に集中することで、患者さんの全体像がみえにくくなるという側面もある。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
柴田実岐子
(執筆)
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