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用語の説明

早期離床とは、手術やさまざまな疾患により臥床状態にある患者の床上安静をできるだけ、最小限にして、状態に応じて早期に座位から立位、歩行を促して離床させることである。

早期離床によって、呼吸面積が広がり呼吸量が増加し、喀痰喀出を促進して、呼吸器系合併症を防止する。 また腸ぜん動運動の促進により排ガスを促し、胃管などの早期抜去も可能となる。 さらに臥床による筋力低下を防止する効果もある。

早期離床の合併症には、起立性低血圧・肺塞栓症などがある。

起立性低血圧とは、起立時に血圧調節反射が正常に働かず、立ちくらみや失神を起こすことがある。

肺塞栓症とは、深部静脈血栓症や肺血栓症を起こした場合、突然の呼吸困難・胸背部痛・頻脈・SpO2低下・失神・意識レベルの低下・ショックなどがみられ、重症な場合は、生命の危機に陥ることがある。

早期離床を行う際には、患者の状態にあった計画のもとに実施と評価を行い段階的に進めていく必要がある。

関連する看護師国家試験過去問

第108回看護師国家試験(2019年) 出題

人工弁置換術の術後合併症で早期離床による予防効果が高いのはどれか。

  1. 1.

    反回神経麻痺

  2. 2.

    術後出血

  3. 3.

    縦隔炎

  4. 4.

    肺炎

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正解:4

執筆・監修者

林 洋

東京有明医療大学

監修

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執筆

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