シンドローム
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シンドロームとは、日本語で症候群と訳され、複数の症状や徴候が同時に起こる状態やこれらの一連の症候を指すが、その病因については必ずしも単一ではなく、あるいは不明の場合もある。シンドロームと命名されてから数十年経ても、未だ病因不明のシンドロームも数多ある。
肥満、高血圧、高血糖、脂質異常などの症状がみられるメタボリックシンドロームや、運動器の障害に伴う複数の身体機能の低下がみられるロコモティブシンドロームのように、いくつかの状態が組み合わさっているのが特徴であり、真の病因の解明が現時点では不可能なため、個々の症状に対処してゆく必要がある。
シンドロームと看護診断する要件は、起こっていることや考えられるさまざまなリスクを関連性のある複合的な看護問題と判断した場合である。
シンドロームは複数の症状が関連しているため、そのうちのひとつの症状に対する介入だけで改善されるとは限らない。看護師は現在起こっている症状の組み合わせから患者さんの全体像を把握し、健康状態や関連するリスクを考慮しながら包括的な視点で介入、看護ケアを検討する必要がある。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
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(執筆)
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