滑車神経
かっしゃしんけい
かっしゃしんけい
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滑車神経とは、第Ⅳ脳神経にあたる眼球を動かす役割を担う運動神経である。眼球の上斜筋を支配し、内側下方への眼球運動を司る。滑車神経核は中脳下丘背側に位置し、神経は背側で交叉して髄外に出た後、眼窩に入り上斜筋へ走行する。
滑車神経が障害されると、滑車神経麻痺が生じ、患者さんは下方を見るときに二重に見える複視を訴えることがある。これは、滑車神経の支配領域である上斜筋が妨げられ、眼球の動きに偏りが生じるためである。複視が生じている患者さんは、ものが見えやすいよう、無意識に頭を傾けるなどの行動がみられる。
看護師は、患者さんの訴えや普段の行動を観察し、複視の症状や滑車神経麻痺の徴候を見逃さないことが大切である。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
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(執筆)
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