フォーカスチャーティング
ふぉーかすちゃーてぃんぐ
ふぉーかすちゃーてぃんぐ
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フォーカスチャーティングとは、患者さんの状態や問題、特定の出来事に焦点(フォーカス)を絞って記載する看護記録の方法である。
単なる時系列の羅列ではなく、その時点で重要な事象を明確にできるのが特徴である。事象(F)に対し、「根拠となるデータ(D)」「実施したケア(A)」「患者さんの反応(R)」を整理して記録するため、経過のみを追う記録に比べ、看護の意図や判断の根拠、重要な変化が把握しやすくなる。
【記録の具体例:疼痛増強の場合】
F(フォーカス):疼痛増強
D(データ):NRS7、顔をしかめる様子あり、安静時も痛み訴えあり
A(アクション):医師へ報告し鎮痛薬投与、体位調整を実施
R(レスポンス):NRS3に軽減、表情が穏やかになる
このように情報を整理して記録することで、看護師間での共有がスムーズになり、ケアの継続性や一貫性の向上に繋がる。また、注目すべき点を明確にすることで、記録の抜けや重複を防ぎ、看護師の思考過程を可視化しやすくなる。その結果、患者さんの状態変化に応じた適切な看護実践や、チームでの共通理解の促進に寄与する。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
山﨑博貴
(執筆)
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