みんなが苦手とする血液ガス分析。この連載では、Q&A方式でわかりやすく解説します。今回は「酸素化の評価のポイント」について取り上げます。
3つの要素からアセスメントする
酸素化を評価するときは、PaO2の値の目標をどこにおくかが重要になります。
そのためには、PaO2の正常値(図1)に加え、患者さんの
- ● 年齢
- ● 基礎疾患
- ● 現時点での病態
の3つの要素を合わせてアセスメントする必要があります。
つまり、基準値はあくまでも目安であって、患者さん個々の状態に応じて目標を設定していくことが大切です。

1.年齢
PaO2は年齢によってその正常値が異なり、高齢になるほど低くなります。
[年齢ごとの正常値の求め方]
仰臥位:PaO2=100-0.3×年齢
座位:PaO2=100-0.4×年齢

酸素化の目標値として、PaO2を80torr以上に設定することが多いと思いますが、70歳以上の患者さんの場合は、あまり高い数値を求めなくてもよいでしょう。
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