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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


看護師の問診は、短時間で的確に必要な情報を聞き出し、緊張している患者さんの不安を取り除くことが求められます。
特に、麻酔の必要な検査や手術の前の問診は、患者さんの準備がきちんとできているか、検査や手術に適した状態かどうかを評価する重要な看護行為です。
そこで、これだけは知っておきたい! 検査や手術の前の問診に必要なフレーズを紹介します。 アメリカの病院で実際に使用されている問診シートの内容に沿って、大腸鏡検査(Colonoscopy)当日の問診をテーマに紹介していきます。


本日のフレーズ

「今までの既往歴を一緒に確認しますね。いままでがんになったことはありますか?
心臓に問題はありますか? 例えば、心臓発作、心不全、不整脈、高血圧や貧血はありますか?」

検査前の問診に必要な項目を質問していきます。今回は、循環器の既往歴を確認しましょう。

さて、みなさんはどう英語で表現しますか?

A Good Example – おすすめのフレーズ

I would like to go over your medical history with you. Have you ever had cancer?
How about heart problems like heart attack, heart failure, irregular heartbeat,
high blood pressure or anemic?

「既往歴の確認をする」は「go over your medical history」を使いました。
「go over」は、何かを見直したいときや確認したいときに使います。
すでに患者さんの既往歴の情報があり、もう一度見直して確認したいときにピッタリの表現です。
「既往歴」は「medical history」や「past medical history」です。「PMH」と略して使うこともあります。

まずは、既往歴にがんがないか確認します。
がんは「cancer」です。
がんの既往歴がある場合には、必ずその部位について質問しましょう。
特に乳がんの既往がある場合には、点滴や血圧測定の部位に影響します。

「心臓に問題」は「循環器疾患」について聞いています。
「循環器」は、医学辞書に「circulatory」や「cardiology」と載っていますが、今回は患者さんにわかりやすく「heart problems」を使いました。
循環器の主な疾患として挙がるのは、
•心臓発作(heart attack)
•心不全 (heart failure)
•不整脈 (irregular heartbeat)
•高血圧 (high blood pressure)
•貧血  (anemic)

「heart attack」は、心筋梗塞(myocardial infarction)や狭心症(angina pectoris)の発作を総称しています。

「不整脈」には「irregular heartbeat」を使いました。
医学辞書には「arrhythmia」と載っていますが、患者さんに伝わらないことがあります。
「irregular heartbeat」はだれにでもわかる言い方です。

もし患者さんに「heart attack」「heart failure」「irregular heartbeat」の既往がある場合は、再度「blood thinner」や「aspirin」を服用していないか確認したほうがいいでしょう。

「高血圧」は「high blood pressure」を使いました。
医学辞書には「hypertension」と載っていますが、患者さんに伝わらないことがあるので、「high blood pressure」に言い換えました。

「貧血」は「anemic」を使いました。
医学辞書に「貧血」は「anemia」と載っています。「anemia」は「アネミア」が英語に近い発音です。
この短い言葉が患者さんに通じず苦労した経験があります。あるとき、同僚から「amenicにしてみたら?」とアドバイスをもらいました。
もし、「anemia」が通じないという同じ経験をされたら、ぜひ「anemic」を試してください。「anemic」は「アネミック」が英語に近い発音です。
「anemia」も「anemic」も「貧血」を指しています。

次回は、呼吸器系の既往歴を確認するフレーズを紹介します。

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