グリーフサポートなどの逝去時ケアが、看護師にどのような影響を与えるかを解説します。
ケアで自分の欠点に気づく
これまで多くの患者さんと死別体験をしていますが、その時々の逝去時ケアやその後のビリーブメントケアを通して、メイヤロフのいう「ケアリング」について考えさせられます。
「ケアリング」とは、ケアされる他者の成長を可能とする行動ですが、他者をケアすることで、ケアする人も自身に欠けているものに気づき、成長します。
ケアリングの実例
逝去時ケアにおいてご家族とともに故人を偲び語り合うことは、ご家族にグリーフサポートを提供しているのと同時に、ご家族からグリーフサポートを提供されているともいえます。
また、ビリーブメントケアとしてご遺族へグリーフレターを送り、その返信により故人のいない生活に適応している現状を知ることや、追悼会でお会いするご遺族が元気に過ごしている様子を知ることで、やはりケア提供を行っていると同時に故人やご遺族から自分自身がサポートを受けている実感が得られます。
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