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最終回 急変リスクが高い患者さんへの吸引のサムネイル画像
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石川 環(いしかわ たまき)

岩手県立大学大学院看護学研究科 博士前期課程

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解説
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小島 直樹(こじま なおき)

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困難を感じたことがある上位に挙がった5つのケースについて、具体的な解決法を紹介します。どこに問題があるのか、あなたの体験した吸引の「困難ケース」について、じっくり再考してみませんか?


攻略法 吸引による急変リスクを見逃さない!

侵襲性の高い吸引は、循環動態にも影響を及ぼすことがあるので、自分が吸引したことで患者さんが急変するのでは? と心配になるという声はよく聞きます。開放式吸引では、吸引中は患者さんは無呼吸状態になるので、もともと低酸素の傾向がある患者さんへの処置は、さらなる低酸素化や呼吸状態の悪化を招きます。

そのほか、例えば術後などで、循環動態が安定していないときに吸引すると、迷走神経反射が起こり、血圧が一気に低下してしまうこともあります。また、緊張性気胸では、咳をしただけで循環動態が変動することもあります。

吸引は看護師にとって緊張を強いられる処置ですが、吸引による急変リスクの高い疾患や観察ポイントを把握して、適切なアセスメントにつなげましょう。また、万が一、患者さんが急変した場合、適切に対応できるようにしておくことも大切です。

※続いては、「吸引時に注意したい疾患」について解説します。

リスクの高い疾患を把握する

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