困難を感じたことがある上位に挙がった5つのケースについて、具体的な解決法を紹介します。どこに問題があるのか、あなたの体験した吸引の「困難ケース」について、じっくり再考してみませんか?
攻略法 吸引による急変リスクを見逃さない!
侵襲性の高い吸引は、循環動態にも影響を及ぼすことがあるので、自分が吸引したことで患者さんが急変するのでは? と心配になるという声はよく聞きます。開放式吸引では、吸引中は患者さんは無呼吸状態になるので、もともと低酸素の傾向がある患者さんへの処置は、さらなる低酸素化や呼吸状態の悪化を招きます。
そのほか、例えば術後などで、循環動態が安定していないときに吸引すると、迷走神経反射が起こり、血圧が一気に低下してしまうこともあります。また、緊張性気胸では、咳をしただけで循環動態が変動することもあります。
吸引は看護師にとって緊張を強いられる処置ですが、吸引による急変リスクの高い疾患や観察ポイントを把握して、適切なアセスメントにつなげましょう。また、万が一、患者さんが急変した場合、適切に対応できるようにしておくことも大切です。
※続いては、「吸引時に注意したい疾患」について解説します。
リスクの高い疾患を把握する
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