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印牧 桃子(カネマキ モモコ)

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術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など)


【事例】

痛みを訴え、術後のリハビリが進まない患者さん

75歳男性。膵頭部がんと診断され膵頭十二指腸切除術施行予定の患者さん。術前ADLは自立、BMI18.5。呼吸機能検査で努力性肺活量86%、1秒率68%。喫煙歴は1日20本×50年。

術前オリエンテーションとして術後の創部を保護しながら咳や深呼吸を行う方法、疼痛が生じにくい起き上がり方法に関して説明し練習を行った。

術後翌日、創部痛はNRSで5。離床を行い起き上がる際に創部痛が増強し疼痛はNRSで8となり患者さんからも「もうやめてくれ」「こんなに痛い思いをするなら動きたくない」と言われてしまう。術後2日目もまだ創部痛の訴えが強く離床に対し強い拒否。このような状態が5日続いてしまった。
離床が遅れてしまったため、離床を促進するためにミニカンファレンスを行った。ここで挙がった提案事項は以下の3点であった。

①離床する時間を決めて、それに合わせて疼痛コントロールを行う。
②いきなり離床するのではなく、コミュニケーションを図りながら少し四肢を他動的に動かし、疼痛に対する不安を軽減させる。
③実際の離床時、起き上がりなどは過介助で行い、疼痛を出さないように配慮する。

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