大坪千智
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褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など
褥瘡ケアのコツ
褥瘡への理解がないとき
患者さんの中には、自分は寝たきりではないので、褥瘡はできないと思っている人がいます。しかし、たとえばトイレ歩行が4時間間隔で、それ以外はベッドで寝て過ごしているなど、寝たきりの少し手前ぐらいでも、褥瘡のリスクは十分にあります。そこで、少しでも痛みや異変を感じたら、早めに看護師に報告してもらうなど、セルフケアができるような患者指導も大切です。その場合は、単に「床ずれを予防しましょう」では患者さんには伝わらないので、「同じ姿勢を続けていると~」、「痩せている部分の骨が飛び出していると~」など、患者さんが具体的にイメージできるように話すと、協力をしてもらいやすくなります。
ケア用品の使い方のコツ
現在、さまざまなタイプのドレッシング材が出ていますが、それぞれの特徴を知り、褥瘡の状態に合わせて使い分けることが大切です。
たとえば、皮膚の損傷があり、滲出液のある褥瘡では、吸収力のある素材のものを選択します。ただし、密閉するタイプのドレッシング材は、あまり頻回に交換すると、剥離刺激で皮膚にダメージを与えてしまうので、交換頻度は2~3日に1回が目安です。また、排泄物でふやけている皮膚は非常に脆弱なので、こすりすぎないようにし、石けんでの洗浄は1日1回程度にします。オイルタイプの清拭剤で、汚れを浮かせてから、それを押し取るような感じで、やさしく拭いてください。軟膏は、塗布面積や塗布量が重要です。下痢の患者さんに対して使用する亜鉛化軟膏などは、便と皮膚の接触を避けるよう皮膚が見えないくらいに、パックするイメージで厚く塗布します。「3㎜程度の厚さで」など、スタッフ間で統一してできるような工夫が必要です。
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