大橋和史
監修者の記事一覧緩和ケアというと終末期というイメージがありますが、現在は「がんと診断されたときから開始する」という考えもあり、より早期から行うことが求められています。
その中で、看護師はどのような役割を求められているのでしょうか。今回は、緩和ケアをキーワードに解説します。
「診断時から取り組む」緩和ケアへ
緩和ケアは「がん対策推進基本計画」※1の重点課題となっています。
同計画は、がん診療連携拠点病院の整備や緩和ケア提供体制の強化など一定の成果を上げてきましたが、その一方では課題も浮き彫りになりました。
特に緩和ケアについては、
- ● 社会における緩和ケアの認知
- ● 研修会のあり方
- ● 精神心理的な痛みに対するケアへの取り組みの必要性
- ● 専門家の育成方法
などが挙げられました。
そこで、これらを踏まえ計画が見直され、2012年の6月に新たな基本計画が策定されました。
(※1「がん対策基本法」に基づいて07年6月に策定され、がん対策の総合的・計画的推進を目的としたもの)
新しい計画では、緩和ケアについて、従来の「治療の初期段階から(実施)」を「がんと診断されたときから(実施)」とし、より早期から適切な緩和ケアが行われるよう変更しました。
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