療養上の注意点から治療へのインフォームドコンセントまで、看護師が患者さんに何かを伝えなければならない場面は多いもの。
それだけに 「うまく伝えられなかった・・・」という経験も多いことでしょう。
ここでは、ナース専科コミュニティ会員へのアンケートから実際に起こった「伝わらなかったケース」を紹介。どこが問題だったのかを一緒に考えてみます。
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看護師のコミュニケーションとマナー
今回の相談
手術前にわかりやすく説明したつもりでしたが、患者さんは混乱していたらしく、何を話しても「わからない」の一点張りです。つき添いの方からは、「わかりやすかった」と言っていただけたのですが・・・。混乱している患者さんには、どのようにかかわればよいでしょう?
1.何に混乱しているのかを聞き出す
まず手術への不安の原因を聞き出すことが大切です。もし混乱がひどく何を聞いても答えられないときには、少し時間を置き、気持ちが落ち着くのを待って再度アプローチします。場合によっては、医師からもう一度、説明してもらいましょう。
また、医師や看護師などの医療者では気づかない部分で、患者さんが不安を感じていることもあります。
当院のケースでは、医師が手術についてどんなに説明しても、混乱から理解できずにいる乳がんの若い患者さんがいました。そこで看護師が患者さんの不安を確かめたところ、次第に術後に開始する化学療法による「脱毛」を心配していることがわかりました。
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