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執筆


外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


患者さんに一番近い存在の看護師は、「今日はどうされました?」から始め、症状を聞いて患者さんに起こっている問題の把握を行います。外国人の患者さんに対してもコミュニケーションを通して主観的情報を収集し、客観的情報と合わせて全身状態を把握することが必要です。

今回は、腸の疾患:大腸がんのリスク要因・症状・事例を紹介します。

大腸がんは、「colon cancer」または「colorectal cancer」といいます。
colorectal cancerは直訳すると「結腸直腸がん」ですが、「大腸がん」と訳するのが一般的です。

大腸がんは、大腸(結腸・直腸・肛門)にできるがんであり、日本人が最も多くかかるがんです。大腸がんは、早期発見・早期治療により9割以上が治るといわれています。早期発見のため40歳からの定期的な検診を勧め、大腸がんのリスク要因についての理解を促し、リスクを軽減していく教育的なかかわりが重要視されています。v

本日のレッスン

主な大腸がんのリスク要因(Risk factors of colon cancer): Lifestyle①

Colon cancerのリスク要因を知ることは、問診時の情報収集や生活習慣の改善など教育的なかかわりを実施する上で重要な知識です。Colon cancerのリスク要因をGeneral(一般的)・Genetics(遺伝的)・Lifestyle(生活習慣)の3つに分けて紹介します。
今回からはLifestyle(生活習慣)の要因についての解説です。

主な大腸がんのリスク要因(Risk factors of colon cancer): Lifestyle①

1.肥満 (being overweight or obese)

肥満になると大腸がんを発症し死亡するリスクが増大します。男性は特にリスクが高いと報告されています。
BMI27以上がoverweight、BMI31以上がobeseですが、日本はどちらも肥満とし肥満度を用いて区別します。

患者さんへの説明には以下の文が使えます。

•If you are overweight or obese, your risk of developing colon cancer is higher.
(肥満だと大腸がんを発症するリスクは高くなります)

•People who are overweight or obese may have an increased risk of colorectal cancer, and the link seems to be stronger in men.
(肥満の人は大腸がんのリスクが高まり、特に男性のリスクが増大します)

2.運動不足(Physical inactivity)

定期的な運動をしておらず座り仕事の人に大腸がんが多いという研究結果があります。
運動は肥満の予防にもつながります。
ジムに通うのもいいのですが、歩く距離を増やしたり階段を使うようにするなど、まずは日常生活の中で運動量を増やすよう心がけるといいでしょう。
運動不足は「lack of exercise」ですが、デスクワークなど一日中座りがちな生活を「secondary lifestyle」や「inactive lifestyle 」「physically inactivity」などといいます。

患者さんへの説明には以下の文が使えます。

•If you lead a sedentary lifestyle, you have an increased chance of developing colon cancer.
(座りがちな生活を送っていると、大腸がんになるリスクが増大します)

•No regular exercise and a lot sitting increase your risk of developing colon cancer. Being more active can help lower your risk.
(運動の習慣がなく座りがちだと大腸がんを発症するリスクが高まります。もっと体を動かすことでリスクが軽減します)


次回は、主な大腸がんのリスク要因(Risk factors of colon cancer): Lifestyle②を紹介します。

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