カテーテル関連血流感染症(catheter-related bloodstream infection:CRBSI)が院内感染症の重要な要因であることが認識されるようになり、さまざまな対策が講じられるようになってきました。このCRBSIという用語ですが、現在、CLABSI(central line associated bloodstream infection)という用語の方がトレンド、みたいな感じで使われている領域もありますが、これは注意して使うべきだと思います。CLABSIの場合は、associatedという用語が使われているように、かなり広い範囲を含んでいます。とにかく中心静脈カテーテル(central venous catheter:CVC)が挿入されている状態で感染症が発生すればCLABSIということになります。CRBSIではない場合も含んでいます。ですから、私は、アメリカでCLABSIという言葉が出現したから、という安易な理由でそのまま日本に導入する必要はないと考えています。もちろん、CRBSIという用語もアメリカから来た用語ではありますが。CDCのガイドラインではCRBSIという用語が使われています。ということで、ここではCRBSIという用語を使うことにさせていただきます。
今回の話題は、中心静脈カテーテル(central venous catheter:CVC)挿入時の高度バリアプレコーションについて、ということにさせていただきます。これがCRBSI予防の第一歩、という意味です。(図1)
\ この記事をシェアする /










