Q. 高齢の拘縮が強い患者さんの血管が探しにくいです。ようやく血管を見つけたとしてもすぐに漏れてしまったり、ルート固定のテープでスキン-テアを起こしたりしてしまいます。血管探しや固定の仕方のコツがあれば教えてください。
A. 拘縮があっても基本的な穿刺部の選択方法は変わりません。固定の際は、皮膚被膜剤を使用して保護するとよいでしょう。
左右の上肢下肢をよく観察して選択する
関節の拘縮は、廃用性の筋委縮、加齢、疾患によるものなど、高齢者でよくみられますが、基本的な穿刺部位の選択方法は変わりません。左右の上肢、もしくは下肢をよく観察し、できるだけ真っすぐで、太く弾力のある血管を選択します。ルート確保における穿刺では、全介助など活動性が低い患者さんの場合、下肢の血管を選択することも一つの方法です。
固定に使用するテープ材などは、患者さんの皮膚の状態をよく観察して選択します。脆弱な皮膚の場合、刺激が少なく皮膚にやさしい粘着剤を使用したカテーテル固定用のフィルムドレッシング材や紙テープを使用するとよいでしょう。テープなどが剥がれやすい場合は、その上から包帯やネットを巻いて固定します。いずれにせよ、固定後は点滴の確認とともに皮膚を観察することが重要です。
またスキン-テアは、テープ材などを剥がす際の剥離刺激により生じることがあります。テープ固定の前に、皮膚被膜剤を塗布して皮膚を保護すると、テープが剥がれやすくなり、剥離刺激を軽減することができます。テープなどを剥がすときは、周囲の皮膚を手で押さえながら、150度くらいの角度で、ゆっくりと剥がすようにします。さらに、剥離剤(アルコールを含有していない製品)を塗布しながら剥がすと、より剥離刺激を軽減させることができます。
\ この記事をシェアする /



![[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F3113ced9e28d4cda994e6ab1f7a8f226%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A90831.png&w=3840&q=75)
![[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F2a1fc8fb756c4596a1983b1a6df2c37e%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%258F%2590%25E4%25BE%259B%25E4%25BD%2593%25E5%2588%25B60831.png&w=3840&q=75)
![[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐ](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F0605755b1410462eaace4bc1f47b06bc%2F%25E4%25BB%258B%25E8%25AD%25B7%25E5%25A0%25B1%25E9%2585%25AC0831.png&w=3840&q=75)




![[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F147015bae3574ded81b01c90e7523ada%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A92-0831.png&w=3840&q=75)






