佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんの痛みは患者さんにしかわかりません。痛みを把握し、適切な治療を迅速に提供する上で看護師の痛みのアセスメントはとても重要です。
痛みの評価ツール「PQRST」をベースに、これだけは知っておきたい! 痛みのアセスメントに必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「痛みがひろがったり、あちこち動いたりしませんか?」
今回は、痛みのアセスメント「場所(Where)」に戻り、痛みの動きに注目します。 この質問で、痛みの原因(pain source)が特定できることもありますよね。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Does it(the pain)spread to anywhere or move around?
痛みが「広がる」には「Spread」を使いました。「Spread」以外に「Radiate(放散する)」も同じ意味で使えます。
「Anywhere」は、痛みの広がる部位を特定せず「体のどこかに(広がる)」という意味です。もし、痛みが足まで広がる・手まで広がるなど体の部位を限定したいときには、
●Does the chest pain spread up to the shoulders or arms? 「胸痛は肩や腕に広がってますか?」
●Does your back pain spread down to the buttocks? 「腰痛がおしりまで広がってますか?」
●Does the chest pain begin to radiate to the back? 「胸痛みは背中まで広がり始めてますか?」
●Do you feel like your back pain is radiating to the stomach?「腰痛がおなかまで広がっている感じがしますか?」
●Do you feel like your toothache is radiating to the temple?「歯の痛みはこめかみまで広がっている感じがしますか?」
「Spread」や「Radiate」のあとに「Up」や「Down」をつけると痛みの動く方向がわかるので、患者さんも質問が理解しやすくなるでしょう。
例えば、
●上に広がっているときは「spread Up」
●下に広がっているときは 「spread Down」
●横に広がっているときは「spread Cross」
●体全体に広がっているときは「spread Throughout the body」
「痛みが動く」には、「move around」を使いました。「あっちこっちに動いている」といった感じです。
今日のフレーズは、痛みだけでなく、しびれ・かゆみ・湿疹など、どんな症状にも応用できるフレーズです。
次回は、痛みのアセスメントの「character(性状))に注目したフレーズを紹介します。
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