佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
患者さんの痛みは患者さんにしかわかりません。痛みを把握し、適切な治療を迅速に提供する上で看護師の痛みのアセスメントはとても重要です。
痛みの評価ツール「PQRST」をベースに、これだけは知っておきたい! 痛みのアセスメントに必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「痛みはどれくらい続きますか? どれくらいの頻度で痛くなりますか? 1時間ごと、毎日、1週間ごと、1か月ごとでしょうか?」
今回は、痛みのパターン応用編のフレーズを紹介します。
「My stomach pain comes and goes」(おなかが痛くなったり痛くなくなったりする)という患者さんに、痛みの持続時間や頻度について確認しましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
How long does it (the pain) last? How often does it occur, hourly? daily? weekly? monthly?
「どれくらい」という期間の長さを尋ねるときには「How long」を使いましょう。
今回は、「~が続きますか」に「last」を使いました。「last」は「持続する」という意味です。例えば、
●My chest pain lasted for a couple of hours.「胸痛が2~3時間続いた」
●My stomach pain lasted all day long.「おなかの痛みが1日中続いた」
前回は、「持続する」に「constant」を使いましたが、「last」に置き換えることもできます。例えば、
●constant back pain= lasting back pain(持続する腰痛)
●constant joint pain = lasting joint pain(持続する関節痛)
「どれくらい」という頻度を尋ねるときには「How often」を使いましょう。
「痛くなる」には、今回「occur」という言葉を使いました。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、医療現場では頻回に出てきますよ!
そのあとに、hourly(1時間ごと)、daily(毎日)、weekly(1週間ごと)、monthly(1か月ごと)を続けたのは、答え方を提示して、患者さんが答えやすいよう配慮しました。

Quick Lesson-ワンポイント「occurの使い方」-
医学辞書で「occur」は「発現する、発症する」と載っていますが、そんな難しい意味で使っているのは専門誌ぐらいです。
実際に患者さんも「occur」を使いますが、「起こる」くらいの意味で使っています。ただし、「occur」使う時には、必ず痛みを主語にしてくださいね。例えば、
●The sudden headaches occurred this morning.「突然頭痛が今朝あった」
●My stomach pain has occurred since last night.「昨夜からおなかが痛いんです」
●Does your migraine often occur daytime or night?「片頭痛は日中または夜に起こるんですか?」
ただし、「occur」の発音は、日本人にはちょっと難しいです。あえて避けたい場合には、主語を人に変えて「experience」や「have」に置き換えることもできますよ。例えば、
●I experienced the sudden headaches this morning.
●I have experienced stomach pain since last night.
●Do you often have this migraine daytime or night?
次回は、どんなときに痛みが強くなるか尋ねるときのフレーズです。
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