
不安な看護実習…先輩たちの体験談をお届けします!
基本データ
実習の領域: 成人(慢性期)
実習先診療科: 消化器科
実習先病院規模: 国立病院
受持患者の主疾患: すい臓がん・糖尿病
実習に行った学年: 3年生
実習に行った年: 2013年
実習に向かう前
不安だったこと・事前学習でしていたこと
事前情報では、糖尿病のインスリン導入目的の患者さんと聞いていたので、すい臓の解剖生理。糖尿病のメカニズムや合併症の観察の視点や看護の方法。インスリン自己注射の教育説明方法や手技の確認をしていきました。
特に意識した解剖生理・検査値・病理・疾患のポイント
糖尿病なので、検査値はHbA1c、ブドウ糖負荷試験、空腹時血糖の正常検査値を覚えていきました。解剖生理は2型糖尿病の原因・症状・合併症がなぜおこるのかメカニズムを説明できるくらいにやっていきました。
■次は、実際に実習に行ってからのレポートになります→
実習中
事前学習の中で、実際使ったこと
全部
事前学習の中で、実際使わなかったこと
全部
意外だったこと、予期しなかったこと、やってみて初めて気づいたこと、追加で必要になった学習など
受け持ち初日に、すい臓がんがあることが分かりました。すい臓がんの段階はどんなものがあるのか。すい臓のどこの部分のがんなのか、部位によって治療の種類も予後も異なるので追加で調べました。
また、がん告知の席にも同席することになったので、Drが告知したあとに看護師が行うフォローであったり、患者さんがこれからどういった受容段階を進んでいくのかキュブラー・ロスの、死の受容のプロセスを調べたりしました。
告知後に、治療としてオペを患者さんに提案していたのですが、患者はオペを拒否していたので、受け持ち中に何回もDrやNSが説得しにきていました。がんを受容できていない状態で説得される日々だったので、医療者への不信感が生まれ、毎日怒鳴り散らすようになってしまいました。
早期に治療したい医療者と、がんを受け入れられていない患者の双方の気持ちが理解できたので、とても悩んだ実習でした。
実習を振り返って
他の領域の実習と比較した「きつさ」の程度とその理由
きつい方
告知という、患者さんにとって一生の傷になってしまう場にいて、患者さんがつらい思いをしているのに、想いを聞いてあげることしか出来なかったから。また、医療者の患者さんの気持ちを考慮してあげていない告知の言動に対して、自分がフォローしてあげられない立場にいて、とてももどかしい思いをしたから。
事前にしておくんだった・こうするんだった、ということ
事前にできることが無かったように思えます。
この実習を振り返って
慢性期の実習ではありましたが、みんなが経験してきた慢性期実習とは少し違ったようです。糖尿病に関して、生涯付き合っていかなければいけない疾病の看護は経験できましたが、病気を告知された人の受容過程に寄り添う看護は、本当につらくて心が折れそうでした。そういう段階を超えて、慢性期の患者さんたちは生きてきたことを理解して、その後の実習で患者さんに関わっていくようになりました。
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