がん患者さんが必要とする心のケアとは、どのようなものなのでしょうか。がん看護相談などの実践からは、「情報を求めている」という最近の傾向が明らかになっています。
そしてもう一つ、心のケアとして大切な役割を果たすのが、「ベッドサイドで看護師とかわす会話」です。精神看護専門看護師の川名典子さんにその理由と実践方法を聞きました。
がん患者さんは情報を求めている
─がん患者さんの抱える問題を解決するためには、何が必要なのでしょうか?
がんに罹患した場合、疾患の理解や治療について、またそれにより派生したさまざまな療養上の問題が生じます。外来・病棟の枠を超えたそれらの問題は、リソースナースなどによるがん看護相談などでフォローされており、その内容は、外来や病棟の看護師ががん患者さんの問題を理解するときの参考になるでしょう。
実際、がん看護相談で患者さんの問題を解決する際には、情報提供がとても大きな役割を果たしています。
がん患者さんが求める情報というのは、主に、
- (1)医師から受けた説明を補うための情報
- (2)医師には相談できない情報
- (3)患者さんの日常生活や療養法に関連した看護の専門領域の情報
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