
ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー
解説者の記事一覧具体的な症状の把握とその対応を!
不安のとらえかた
不安は「未知の、内面的で漠然とした、あるいは葛藤的な脅威に対する反応」とされます。ですから不安は、自然災害やごく日常のありふれた生活の中でも経験されるもので、軽度の不安は誰もが経験する反応です。
しかしうつ病など精神疾患の症状として現れたり、不安自体が主症状として現れたりする病的な不安もあります。正常な不安は、原因となる出来事に対処できたり、それが過ぎてしまうと消えたりします。一方、病的な不安は、「原因」「強さ」「持続時間」が鮮明になります。
不安の程度が強くなり、頻繁で慢性的になっていたら病的と考えられるでしょう。病的な不安は、多くの精神疾患や身体疾患でみられます。
また、不安に似ている症状として恐怖がありますが、これははっきりとした外的対象への感情となります。
不安の症状
不安の症状は、「不安」「心配」「怖い」「憂うつ」といった主観的な訴えのほか、行動面では、不安への防衛反応として、話題が変わりやすかったり、表情が硬くなったり、落ち着きがなくなるといった変化を伴う場合があります。また身体面では、不安を感知した脳の刺激を受け、脈拍上昇や発汗、口渇、嘔気、動悸などがみられます。
不安を主症状とする精神疾患「不安障害」
病的な不安としては、精神疾患の1つである「不安障害」が代表的です。
不安障害は、誘因や病態によって分類することができます。主なものを取り上げ以下の表にまとめます。

主症状の1つに不安が挙げられる精神疾患
\ この記事をシェアする /















