佐藤まりこ
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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
心電図は、痛みを伴わず、5分程度で終わる検査ですが、服を脱いだり横になってもらったりなど、患者さんの協力が必要です。特に、心電図が初めての外国の患者さんには、一つ一つ手順を説明しながら検査をすることが望ましいでしょう。
これだけは知っておきたい! 心電図に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「ベッドに仰向けで横になってください」
服を脱いでもらったら、今度は検査用ベッドに仰向けで横になってもらいましょう。ジェスチャーではなく、言葉で説明できるといいですね。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
Please lie on your back.
「横になる」は「lie」を使いました。「lie」は「横になる」という意味です。
「仰向け」は「on your back」を使いました。「on」は、表面についている状態を表します。
「back」は、ここでは「背中」です。「lie on your back」は、“背中をベッドにつけて横になる” ➔ “仰向けで横になる”というイメージです。
辞書には「lie down on your back」と載っているものもあります。「down」があってもなくても同じ意味で使えます。
「仰向けに横になる」以外にも「lie on」を使って、いろいろな向きを患者さんにお願いできます。
例えば、
●Please lie on your stomach.
「おなかを下にして横になってください(うつ伏せになってください)」
●Please lie on your right side.
「右側を下にして横になってください(右側臥位になってください)」
●Please lie on your left side.
「左側を下にして横になってください(左側臥位になってください)」
●Please lie on your side and facing me.
「横になって私の方を向いてください」

日本語では「ベッドに横になってください」と「ベッドに寝てください」は同じ意味合いで使えますが、英語では使えませんよ。
「寝る」は「sleep」です。「sleep」は「眠る・熟眠する」という意味です。
「Please sleep on the bed」は、「このベッドでしっかり眠ってください」というニュアンスになるので、心電図検査の場合には使えません。英語では、「横になる」と「寝る」はしっかり区別されているので気をつけましょう。
次回は、電極をつけるために組んでいる手や足を伸ばしてもらうときのフレーズを紹介します。
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