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外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!


検査後・術後の状態管理・看護を実施することは、看護師の重要な役割の1つです。患者さんの不安や苦痛を軽減できるようなかかわりは、治療を受けた患者さんの満足度にも直結します。
そこで、これだけは知っておきたい! 日帰り検査・手術後の状態管理や看護に必要なフレーズを紹介します。
アメリカの病院で実際に使用されている術後シートの内容に沿って、内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)施行後の術後管理をテーマとしますが、ほかの日帰り手術にも応用できる内容を紹介していきます。


本日のフレーズ

「しっかり起きていますか、まだちょっと眠いでしょうか?」

術後の覚醒状況を確認しましょう。しっかり起きているのか、まだ麻酔が効いているのか、個人差のある覚醒状況・意識レベルを把握します。

>>さて、みなさんはどう英語で表現しますか?

A Good Example – おすすめのフレーズ

Are you fully awake or still sleepy?

「起きている」は「awake」を使いました。
「awake」は「(眠っている状態から)目覚める」という意味です。

「起きる」と聞いて、「Get up」や「Wake up」を頭に思い浮かべた人も多いでしょう。でも、この場面では使えません。
「Get up」や「Wake up」は「起きている」ではなく、「起きて」「起きろ」などお母さんが子どもを起すように「(寝ている状態から)起こす」ときに使います。

「しっかり」には「fully」を使いました。「fully」は「十分に」「たっぷり」という意味があり、この場面では「十分に覚醒している」=「しっかり目覚めている」です。

「眠い」は「sleepy」を使いました。
「sleepy」は、日常生活でよく耳にする言葉です。学校や仕事場でも眠そうな人がいると「Are you sleepy?」と声をかけます。

医療現場では、麻酔がまだ覚めきらずボーっとしている状態・意識のはっきりしない傾眠の状態を「ドロージー」と言ったりしますよね。
「ドロージー」は英語の「drowsy」に由来し、「眠くてうとうとする」「気だるい」ときに使います。ただし「ドロージー」では通じませんよ。「drowsy」は「ドラゥジィー」が英語に近い発音です。
また、頭のはっきりしない状態を「woozy」といったりもします。
患者さんは、麻酔がまだ効いている状態をいろいろな表現で伝えてきます。
その中でも、「sleepy」「drowsy」「woozy」はよく使われる言葉です。

本日のマメ知識

「寝ぼすけ」「爆睡」は英語で?

寝坊する人をからかって「寝ぼすけ」といいますが、英語にも似た表現に「sleepyhead」があります。昼ごろ起きてきた人に「Good morning, sleepyhead」などといってからかったりします。また、起しても全然起きず熟睡していることを「爆睡」と言ったりしますが、英語では「sleep like a log」が似た表現です。直訳すると「丸太みたいに寝る」です。ビートルズの「A Hard Day's Night」の歌詞にも出てきますよ。

次回は、麻酔の覚醒後に飲み物を勧めるフレーズを紹介します。

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