

マイホームの購入を考えている方にとって「マンション」と「戸建て」のどちらにするかは非常に悩ましいことですよね。夜勤がある場合、仮眠しやすい住環境や夜間のセキュリティ面もチェックしておきたいポイントです。
本記事ではマンションと戸建てのメリット・デメリット、何を判断基準とすべきかについて解説します。マイホーム購入の参考にしてみて下さいね!
「30代」でマイホームを購入する人の割合が最も多い
マイホームを購入する人の割合が最も多いのが「30代」*1です。「子どもが生まれて広い家が必要になった」「住宅ローンを早く完済したいから若い内に」などの理由が多いようです。看護師で30代といえば仕事にも慣れて、役職を持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ自分が購入するとなると迷ってしまうものですよね。マンションと戸建てのメリット・デメリットを比較し、自分の価値観に照らし合わせてみましょう。
マンションはセキュリティ面や駅へのアクセス重視の方向け

マンションはセキュリティ面や立地の面で優位性があります。詳しくマンションのメリット・デメリットから見ていきましょう。
マンションのメリット
立地が良い
マンションは戸建てよりも駅に近く、利便性の高い立地に多い傾向があります。利便性の高い立地は土地が高いため戸建ての購入のハードルは高いでしょう。都心部にお住まいで電車通勤の方には特に重要なポイントです。
セキュリティ面で優れている
マンションはオートロックや監視カメラなどのセキュリティ面が優れています。夜勤で深夜に帰宅することもあると考えると重視したいポイントです。
24hゴミ出し可能な物件がある
マンションの管理は基本的に管理会社へ委託されています。建物周囲やゴミ出し場を掃除する負担がありません。また、24時間ゴミ出しが可能な物件もあり、生活リズムが不規則になりがちな看護師にとって嬉しいポイントです。
設備や防災が整っている
大規模マンションであればゲストルームやトレーニングルームなどの施設が備え付けてあります。生ごみを粉砕して排水溝に流せるディスポーザーもマンションならではの便利な設備です。また、防災性能が高いのもマンションの魅力です。耐震性の高いマンションは避難所でなく、マンション内での避難生活を想定されています。ハザードマップを確認し、災害リスクの高い場所に住むのであれば対策は必須です。
マンションのデメリット
夜勤をする看護師は騒音が死活問題
騒音問題は集合生活であるマンションにはつきものです。ファミリー向けのマンションであれば、部屋を元気に走り回る子どもたちの足音が気になる場合もあります。特に夜勤前で昼間に仮眠を取る必要がある方は重要なポイントです。
プライバシーの問題
マンションは他の住民との共同生活です。共用部分である廊下やロビーを通る際に他人の目を気にする必要があります。
管理組合・ご近所づきあい
マンションに住む場合、管理組合への加入は必須です。「めんどうなのでうちは結構です。」という訳にはいきません*2。理事会の役員が輪番制で回ってくれば、管理組合の活動に時間を割く必要があります。また、ある程度のご近所づきあいはあるものと思っておきましょう。
管理費・修繕積立金がかかる
管理費・修繕積立金とは、マンション管理や建物の大規模な修繕、共用部分の維持のための費用です。マンションの住民は必ず支払う必要があります。
戸建ては介護でのリフォームや家族のプライバシーを重視したい方向け

戸建ては家族の都合に合わせたリフォームがしやすいのが特徴です。また、マンションと比べるとプライバシーが守られやすいと言えます。詳しく戸建てのメリット・デメリットを見ていきましょう。
戸建てのメリット
自宅をバリアフリー化するなら戸建て!
介護は家族が一丸となって取り組むのが理想ですが、現実には「看護師だから」とキーパーソンになる方も少なくないでしょう。高齢の両親と同居する場合、ADLの低下に伴うリフォームが必要になるかもしれません。看護師であれば転倒予防がつい気になってしまうものですよね。戸建てであれば家族の都合に合わせて自由にリフォームができます。例えば、トイレや廊下を拡張し車椅子で移動しやすくしたり、手すりを各所に設置したりなどです。マンションもリフォームはできますが、許可が必要であり戸建てのように自由にはできないでしょう。
庭付きの広いマイホームが手に入る
庭付きの家は憧れますよね。マンションでも庭付きの部屋はありますが戸建てと比べると少ないでしょう。さらに戸建てであればマンションよりも比較的広いスペースの家に住むことができます。ペットを飼ったり、子どもと庭でバーベキューをしたりといった生活が実現します。
日当たりや風通しが良い
戸建ては窓が多く、日当たりや風通しの良さが期待できます。もちろん、隣接する建物に遮られないかのチェックは必要です。
プライバシーが守られ騒音を気にしなくて済む
戸建ては独立性が高くプライバシーが守られやすいです。また、マンションと比べると騒音問題はかなり少なくなるでしょう。 家の中のスペースも広いため、夜勤のための静かな仮眠部屋を準備することもできます。
戸建てのデメリット
ゴミ出しが24hできないため変則勤務に対応しにくい
戸建てに住む場合、ゴミ出しは決まった曜日の決まった時間にしなければなりません。変則勤務をしている看護師はゴミ出しの時間と生活時間がなかなか合わせにくいものです。シフトによっては一週間丸々ゴミ出しができないこともあるでしょう。家族で家事を分担して乗り越える必要があります。
自分で管理しなくてはいけない
戸建の場合、マンションと異なり家の管理はすべて自分で行わなければなりません。貴重な休日の時間を使わなければならないこともあるでしょう。業者に依頼する方法もありますが費用が発生します。
セキュリティ面に不安がある
戸建てはマンションと比べると侵入経路が多く、警備員などもいないためセキュリティ面で不安があります。治安の悪い地域に住む場合は十分な防犯対策が必要です。
立地に制限がある
戸建てはマンションと比べて立地に制限があります。電車通勤で駅を毎日利用される方は、負担の大きさをよく考えましょう。 逆に車通勤の場合、戸建ては駐車場スペースが広く、2台分の駐車ができることもあります。
仕事の状況や家族のライフスタイルを判断基準にしよう
マンションと戸建て、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。 判断基準に迷う時は、現在の仕事状況や家族のライフスタイルを重視して考えてみると良いかもしれません。
参考文献
*1 国土交通省.”平成30年度 住宅市場動向調査報告書” (参照 2020-1-18)
*2 電子政府の総合窓口 e-Gov.” 建物の区分所有等に関する法律” (参照 2020-1-18)
この記事を書いたのは
看護師FP:しまづ 看護師として働く中で、お金の知識がないと時に自分や大切な家族の生活を脅かすことを実感し、ファイナンシャルプランナーの資格も取得。みなさんのお財布の健康を守るお手伝いをさせていただきます!
イラスト・まえかわしお
\ この記事をシェアする /


![[医療改革] 中医協がOTC類似薬の議論に着手、診療側は医師の負担増を懸念](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F3113ced9e28d4cda994e6ab1f7a8f226%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A90831.png&w=3840&q=75)
![[医療提供体制] アレルギー疾患対策推進、指針改正案を協議会が承認](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F2a1fc8fb756c4596a1983b1a6df2c37e%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%258F%2590%25E4%25BE%259B%25E4%25BD%2593%25E5%2588%25B60831.png&w=3840&q=75)
![[介護報酬] 介護人材確保に向け賃金水準の底上げは喫緊の課題 意見相次ぐ](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F0605755b1410462eaace4bc1f47b06bc%2F%25E4%25BB%258B%25E8%25AD%25B7%25E5%25A0%25B1%25E9%2585%25AC0831.png&w=3840&q=75)




![[医療改革] 自治体病院が危機的状況、国へ緊急要望 全自病開協・全自病協](/_next/image/?url=https%3A%2F%2Fimages.microcms-assets.io%2Fassets%2Feb0d1a2254c045f4b87e572f39f0244f%2F147015bae3574ded81b01c90e7523ada%2F%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E6%2594%25B9%25E9%259D%25A92-0831.png&w=3840&q=75)







