佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
心電図は、心電図は、心臓に流れる電流を様々な角度からキャッチし、心臓収縮のリズムの異常・心筋の肥大・虚血などの異常がないか調べる検査です。
痛みを伴わず、5分程度で終わる検査ですが、服を脱いだり横になってもらったりなど、患者さんの協力が必要です。特に、心電図が初めての外国の患者さんには、一つ一つ手順を説明しながら検査をすることが望ましいでしょう。
そこで今回からは、これだけは知っておきたい! 心電図に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
外来の場合:検査室を訪れた患者さんに
「おはようございます。看護師の佐藤です。心電図の検査ですね。まずは、お名前とお誕生日をお願いします」
病棟の場合:病室で心電図をとる患者さんに
「おはようございます。看護師の佐藤です。心電図をとりに来ました。まずは、お名前とお誕生日をお願いします」
まずは、あいさつとと自己紹介、心電図検査があることを伝えます。どんな検査も、患者さんのお名前とお誕生日を確認してから始めましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
外来の場合
Good morning. My name is Sato. I am one of the nurses. You are going to have EKG test, correct?
May I have your name and date of birth, please?
病棟の場合
Good morning. My name is Sato. I am one of the nurses. I am going to take your EKG.
May I have your name and date of birth, please?
日本の医療機関で一般的な心電図の略語は、英語略語表記の「ECG (Electrocardiogram)」ですが、アメリカはドイツ語略語表記の「EKG (Elektrokardiogram)」を使っています。患者さんも「EKG」という表記に慣れているようです。
自己紹介には、「My name is ○○. I am one of the nurse」を使いました。
「I am one of the nurse」は、直訳すると「(この病院の)看護師の1人」という意味ですが、要するに「看護師の○○」という意味で、自己紹介のときに使いますよ。
「○○の検査がある」という表現には「be going to have ○○」を使いましたが、「be having」でも同じ意味で使えます。
例えば、
●You are going to have abdominal ultrasound at 10:00 AM. 「今日の朝10時におなかの超音波検査があります」
●you are having endoscopy today. 「今日は胃カメラの検査があります」
外来の場合のフレーズ「You are going to have EKG test, correct?」の「correct」は、「ね?」「合ってるよね?」というニュアンスで使います。「right?」に置き換えることができます。
病棟のフレーズは、看護師が主語になっています。「検査がある」ではなく「検査をする」立場なので、「I am going to take」を使いました。
ほかにも「I am here to take your EKG」というフレーズも、患者さんにわかりやすい表現です。
名前とお誕生日は、何度も出てきたフレーズですね。「your name and date of birth」はセットで覚えましょう。
次回は、男性の患者さんに服を脱いでもらうときのフレーズを紹介します。
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