佐藤まりこ
執筆者の記事一覧外国人患者さんに英語で対応できる? アメリカの医療現場で実際に使われている、患者さんにもすんなり伝わる簡単な医療英語をマスターしよう!
インフルエンザが疑われる場合、綿棒で鼻の粘膜をこするインフルエンザ簡易検査が診断に用いられます。
検査自体は数秒ですが、鼻の奥まで綿棒を入れるため、多少の痛みを伴うことがあります。安全に検査を行うため、一つ一つ手順を説明し、患者さんに協力してもらいながら検査をすることが望ましいでしょう。
これだけは知っておきたい! インフルエンザ簡易検査に必要なフレーズを紹介します。

本日のフレーズ
「非常にまれなケースですが、普段とは違う行動をとったり、幻覚が見えたり、訳のわからないことを言ったりする兆候があったら、服薬をやめて、すぐに連絡してください」
タミフルとインフルエンザにかかった小児の異常行動の関係性は、まだはっきりと解明されていませんが、異常行動が報告されていることは事実です。特に未成年者の場合は、要観察であることを伝えましょう。
さて、みなさんはどう英語で表現しますか?
次ページは、オススメのフレーズと解説です。

A Good Example-オススメのフレーズ
It is very rare case but if there is any sings of unusual behavior, hallucination, and confusion, please stop taking the medication and give us a call immediately.
「非常にまれなケース」には「very rare case」を使いました。
インフルエンザにかかりタミフルを服用した人のうち、異常行動を起こす確率は20万分の1といわれています。非常にまれなケースの話しをしていると前置きしたほうがいいでしょう。
「普段とは違う異常行動」には「unusual behavior」、「幻覚」は「hallucination」を使いました。
「訳のわからないことを言う」に、「混乱」という意味の「confusion」を使いました。 精神医学の分野ではよく耳にする言葉です。
「薬をやめる」は「stop taking the medication」を使いました。「stop ~ing」は「~をやめる」というときに使います。
例えば
•I stopped smoking. 「たばこをやめた」
•I can’t stop snacking. 「お菓子がやめられない」
前回紹介した決まり文句「ご連絡ください」=「give us a call」が出てきました。今回は「すぐに」がついているので「immediately」を加えています。
インフルエンザ簡易検査に必要なフレーズは今回で終了です。
次回からは、尿検査に必要なフレーズを紹介します。
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