
静脈注射(ワンショット・点滴)は毎日頻繁に行われます。侵襲的な手技であるため、合併症を伴うことがあります。今回は、最低限知っておきたい合併症への対応方法を紹介します。
1「痛み」「しびれ」を言える環境を作る
静脈注射の合併症は、感染・静脈炎・血管外漏出・神経損傷などがありますが、そのサインとなるのが、痛みやしびれです。
これらは自覚症状なので、患者さんが訴えやすい環境を作ることが大切です。
ラウンドや検温のときに、穿刺部やその周囲を観察することに加え、合併症のリスクが高いと判断した患者さんには、痛みやしびれの有無を聞きます。
2 血管外漏出したときは、まず「止める」
静脈注射中に、痛み・圧痛・腫脹・熱感・発赤が生じた場合には、血管からの薬液の漏れ (血管外漏出)を疑います。
まず、点滴を止めて、血液の逆流の有無を確認します。逆流が無い場合、血管が破れて、薬液が漏れています。これ以上薬液を投与することはできないので、留置針を抜去します。
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