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倦怠感のある患者さんへの看護計画|肝臓がんによる腹水がある患者さんのサムネイル画像
解説
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岩見 明子

大阪公立大学医学部附属病院 化学療法センター がん化学療法看護 認定看護師

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肝臓がんによる腹水で倦怠感が生じている患者さんに関する看護計画

腹水とは、腹腔に体液が貯留している状態です。アルブミンの低下、炎症反応の上昇、門脈圧亢進などの原因によって生じます。肝臓がんの患者さんは、肝機能の低下によるアルブミン低下で腹水が貯留します。また、がんによる腎機能低下やがん性腹膜炎などによっても生じます。今回は、肝臓がんによって腹水が貯留して倦怠感が生じている患者さん対する看護計画を立案しました。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2

看護問題

腹水が貯留して倦怠感が生じている

看護目標

倦怠感が緩和されてQOLが向上する

観察計画 O-P

原疾患の治療状況、予後予測
腹水の有無、程度
倦怠感の有無、程度
浮腫の有無、程度
皮膚の状態
食事摂取状況
日中の活動状況
睡眠状況
排泄状況(便秘の有無、程度、尿回数など)
In-Outバランス、体重の推移
検査データ(Alb、TP、ビリルビン、アンモニア、凝固能、CRP、WBCなど)
画像データ(腹部エコー、X線、CTなど)

援助計画 T-P

苦痛が緩和されるような体位、姿勢、環境調整などを検討する
皮膚に負担が掛からないように病衣や寝具を適切なものに変える
必要に応じて排泄環境を整える
医師の指示に基づく薬剤を使用する

教育計画 E-P

必要に応じて黄疸と肝臓の関連を説明する
疑問や不安などはいつでも伝えてもらうように説明する
がんの予後に応じて必要な情報を説明する
必要に応じて医療用麻薬の説明を行う

看護記事を書くときに参考にしたい記事

肝臓がんとは|誘因・原因、症状、検査・診断、治療
肝臓がん患者さんのケア|外科的治療と内科的治療のケアの注意点
腹水とは? 腹腔穿刺による水抜き

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