徳洲会グループ
監修者の記事一覧経腸栄養剤の投与スケジュールや投与速度について難しさを感じていらっしゃるご施設も多いかと思います。今回は、投与速度の考え方から誤嚥を防止する投与方法までを実際の調査データも交えて解説頂きました。
経腸栄養剤投与スケジュール
経腸栄養法において、投与の開始時期、最高投与に至る増量計画、投与速度などに関しては一定の方式はありません。それぞれの患者の疾患や病態によって、経腸栄養投与スケジュールを計画すべきです。
原則として、低投与量から開始し、1週間以内に最高投与量にもっていきます。
投与量と投与速度
まず消化器の馴化をみて投与開始時で注入速度40ml/hr程度とし、200~400kcal/dayから始めることとします。その後、投与速度を徐々に増し、5~7日目には最高投与量の投与を目指し、速度を100~120ml/hrに到達させることを目標とします。
経腸栄養施行時に消化器症状をきたした場合には、注入速度を緩めてみることです。経腸栄養施工時においては、自然流動食、成分栄養剤、半消化態栄養剤のうちどれを用いても消化器系の副作用である悪心、嘔吐、腹部膨満、腹痛、下痢の発生頻度は変わりません。
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