
野原 幹司(のはら かんじ)
執筆者の記事一覧患者さんの移動と体位変換は、重要なケアであるとともに頻繁に行われるケアです。患者さんのみならず、看護師自身にも負担がかからないように行いましょう。今回は、体位変換の目的とポジショニングについて解説していきます。
▼体位変換・ポジショニングについて、まとめて読むならコチラ
体位変換とポジショニング
Q. 体位変換は自分で動ける人にも2時間ごとに必要なのですか。また、体位変換時に効果的なクッションの使い方を教えてください。
A. 基本的には、自分で動けるのであれば、時間ごとの体位変換は必要ないと思います。
時間だけではなくて目的を考えた体位変換を
動くことはできるのに、患者さんがベッドの中で身動きせずにいるため、体位変換が必要だと感じているのかもしれませんが、人間は、同一体位でいることは苦痛です。機能的に問題なく動けるのであれば、看護師による体位変換は必要ないでしょう。
しかし、麻痺、筋力低下、意識低下などさまざまな問題で自分の意思では体動できない場合、あるいは体動によって循環動態に影響が出るなど病状に悪影 響を及ぼす場合には、同じ姿勢をとらざるを得ません。そこで、看護師が体位を変えることによって同一姿勢による苦痛の緩和を図るわけです。
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