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血液分布異常性ショックの病態とその対応のサムネイル画像
解説

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急変時の対応


急変症状の中でも「ショック」にはさまざまな原因があり、その見極めを覚えておくことは重要です。ここでは見極めのポイントとそのとき看護師は何をすべきかを解説します。


血液分布異常性ショックとは

血管の特定箇所が何らかの異常により拡張した結果、相対的に循環血液量が減少し、起こるショックです。循環血液量は正常に保たれているのが特徴です。

原因によって
(a)感染性ショック
(b)アナフィラキシーショック
(c)神経原性ショック
 の3つに分けられます。

ここでは臨床で遭遇することのより多い(a)感染性ショックと(b)アナフィラキシーショックについて説明します。

(a)感染性ショック

さまざまな感染症が原因となって起こるもので、病原微生物や細菌、その菌体成分である毒素(エンドトキシン)などに対する過剰な生体反応でもたらされます。また、近年新たな概念として浸透してきたSIRS(全身性炎症反応症候群)の中で感染を原因として起こるものをsepsisと呼んでいます。

このsepsisショックの場合、動脈や細動脈が拡張することにより、末梢動脈抵抗が減少し、心拍出量が増加します。そのため、最初は末梢の手足は温かく、「warm shock(ウォームショック)」とも呼ばれます。しかし、次第に心拍出量は減少し、血圧は低下します。

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