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吉野尚一

東邦大学医療センター大森病院 小児救急看護 認定看護師

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認知症の定義

認知症とは、一旦獲得された知能が、一次的、あるいは二次的に脳を障害する疾患によって、持続的に知能の低下を示す状態をいいます。
おもな症状としては、記憶の障害(短期記憶、長期記憶)見当識障害、理解力や判断力の低下などがあります。この結果、日常生活行動が自立できなくなります。

精神症状として、幻覚・妄想、睡眠障害、せん妄、抑うつ、不安・焦燥などがみられ、問題行動として、徘徊、攻撃・破壊行動、暴力、失禁、弄便などが見られることが多くあります。
また認知症には脳血管性認知症と、アルツハイマー型認知症があります。

看護のポイント

比較的症状が軽いときには、物取られ妄想などの思考過程の変調をきたすことがあります。

錯乱状態、問題解決能力の低下、不安に関連していることが多くあります。
錯乱状態、記憶障害(特に最近の記憶)などのために言語的コミュニケーションの障害をきたしやすいです。

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