【重要】WEBサイトのリニューアルとドメイン変更のお知らせ

化学療法時の倦怠感の予防と対処の3つのポイントのサムネイル画像
執筆
中谷 美紀子のプロフィール画像

中谷 美紀子

聖マリアンナ医科大学病院 ハートセンター北病棟 主任 急性・重症患者看護 専門看護師

執筆者の記事一覧

「体がだるい」「休んでも疲れがとれない」などの症状は、化学療法では必ずといっていいほど出現する副作用です。

命に直結する問題ではないからと軽視されがちですが、倦怠感は治療の継続を阻害する要因となるため、適切な対処が求められます。


倦怠感の予防と対処の3つのポイント

ポイント1.骨髄抑制や薬剤によって倦怠感が出現することを伝える

まずは、不安を増強させないよう、倦怠感が現れる可能性を治療開始前に説明しておきます。

倦怠感が現れる要因として、「骨髄抑制に伴う貧血」と「ステロイド薬の使用に伴う睡眠障害」などがあります。

■【骨髄抑制に伴う貧血】

抗がん剤によって骨髄の造血機能が傷害される(骨髄抑制)と、赤血球が減少し、貧血が出現します。

貧血によって二次的に倦怠感がみられる場合には、「輸血や薬剤によって貧血を改善する」「血流が悪くなっているため、体を冷やさないようにする」などの対応を行います。

■【ステロイド薬使用に伴う睡眠障害】

副作用として睡眠障害(不眠)が生じることがあり、睡眠パターンの乱れは倦怠感につながる可能性があります。

倦怠感が出現しやすい主な抗がん剤

表 倦怠感が出現しやすい主な抗がん剤

ポイント2.倦怠感の要因を除去する

残念ながら確実な予防法がなく、薬剤によるコントロールも標準化されていないのが現状です。

\ この記事をシェアする /

この記事に関連する記事