現在日本は諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進んでいます。団塊の世代が75歳以上となる2025年以降は、さらに国民の医療や介護の需要は高まると見込まれています。また、認知症高齢者も増加が見込まれる中、在宅医療の推進が重点項目として位置づけられています。国は地域包括ケアシステムの構築を進める中、訪問看護師の位置づけはとても重要であり、地域医療への一層の貢献を進めていかなければなりません。
在宅生活を送っている高齢者にとって大きな問題の一つが「服薬管理」です。
「あれ? この薬いつ飲んだかな?」「どの薬を飲んだらいいのかわからない……」など、支援がないと大事な薬の重複・飲み忘れ・飲み間違いが日常茶飯事になっている方も少なくありません。実際に訪問看護サービスを提供しているなかで、服薬管理は介入項目の上位に位置している大切な項目となっており、訪問看護がかかわるべき優先課題として挙げられます。
今回は在宅現場で実際にどのような服薬管理と支援をしているのか、在宅での服薬管理の強い味方、服薬カレンダーと服薬ボックスについて紹介します。


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