
患者指導、どうすればうまくいく?
患者さんの健康維持のために行う患者指導は看護師にとって大事な仕事ですが、限られた時間の中で患者さんの個性に合った指導方法を考えるのは難しいですよね。
そこで今回は、患者さんの指導方法を考える際のポイントとはどのようなものなのか、実際のエピソードと合わせてご紹介します!

患者指導の方法を考える時にすべきこと
患者さんの情報を集める
特に病気への理解度を確認
どの程度病識があるのか確認します。
そのときの表情や反応をみて、自分の知識を患者さんに理解してもらいながら帰宅後可能なことを一緒に考えます
相手と協力者の理解度を確認する。
日常生活のパターン(平日と休日の違いも含めて)を知る。今までの生活を教えてもらいながら、なるべく一緒に変更方法を考える。
まず初めに、患者さんに関する情報を集め、患者さんへの理解を深めることが患者指導にとって大事である、という意見が挙がりました。
では、患者さんの理解を深めた後に、患者指導の方法について考える時に大事になるポイントとはどのようなものなのでしょうか?
次のページで見ていきましょう!
患者さんの情報を集めたら…指導方法に反映させよう!
患者さんが実行可能な方法を考える
相手に必要な指導内容をピックアップした後で、相手の普段の行動や言動から指導の受け入れが可能かを考えます。
また、自分自身が患者になった場合実施できるかどうかという視点からも、内容を精査します。
指導のタイミングと退院後の生活を具体的にイメージする
患者と退院後のゴールを一緒に設定し、今ならやれそうと感じるタイミングではじめること。
退院後のQOLを維持出来るための具体的な方法を一緒に考えること
上記の意見に関連した、実際の患者指導でのエピソードが届いています!
患者さんの個性に合わせた指導エピソード
知的障害の患者さんがいます。
ひらがなしか読めないため、受診の度に関わるようにし、決まったことは経過する時間と共に、紙に書いてもらうようにしています。
そしてその紙を本人に読んでもらい、理解できるかどうか確認しています。
患者さんの生活を考えたエピソード
栄養士を交えた食事指導の際に「こんなの無理だ」と言われたが、患者の生活背景を聞き出しながら親身に根気よく指導を続けた結果、患者の方から「これはどうなの?」など質問してくるまでになった。
普段の食生活だけでなく、調理器具や調理方法も細かく聞き出すことで、患者の食生活に沿った無理がない方法を考えることができたのだ、と思う。
指導のタイミングで意欲が全く違った!
幼い頃から大病をしていたせいか年齢より幼い中学2年生への服薬、生活指導を行っていた。
しかし腎移植前と後では、本人の意欲が全く違ったことに驚いた。
患者さんに実際に指導する前に、患者理解を深めたうえで、指導したことを患者さんが実際に行えるかどうかや伝えるタイミングを考えることが重要なようですね!
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