【重要】WEBサイトのリニューアルとドメイン変更のお知らせ

高齢者の骨突出部位にできる褥瘡を予防するずれ・圧対策は?のサムネイル画像
解説
垂水 庸子(たるみ ようこ)のプロフィール画像

垂水 庸子(たるみ ようこ)

解説者の記事一覧

体圧分散、ずれ・摩擦対策は、褥瘡を予防するためには欠かせません。ここでは、毎日行うなかで疑問に思うことやケアのコツを解説します。


すべり機能つきドレッシング材を使用するとよいでしょう

『褥瘡予防・管理ガイドライン(第3版)』では、すべり機能つきドレッシング材を高齢者の骨突出部位の褥瘡予防に使用することが推奨されています。

このようなときに使用するドレッシング材は、リモイス®パッドがオススメです。

このドレッシング材の特徴は、基材にナイロンニットを使用し、表面に高すべり性をもたせていることと、角質細胞間脂質であるセラミドを含有していることです。

他のドレッシング材は皮膚より摩擦係数が高いものが多く、貼付することでかえってずれ力が増強してしまいます。

リモイス®パッドは、高すべり性によりフィルムドレッシング材に比べ剪断力の発生が抑えられていることが確認されています。

また、高齢者の皮膚は乾燥しやすいため、セラミドを含有しているドレッシング材を貼付することで保湿作用を図ることができます。

貼付時にはめくれとドレッシング材の方向に注意

リモイス®パッドの主な使用部位は骨突出部であるため、貼付時に端がよれてしまい貼りづらいという問題が生じます。

例えば、踵部に貼付する場合、ドレッシング材の余りが出てしまい貼付の仕方に迷うことがあるでしょう。そのような場合は、切り込みを入れてタックをとって、周囲をテープで固定します。

また、仙骨部に貼付する場合、皮膚の剪断力が低減されるとはいっても、ヘッドアップ時の身体のずれにより肛門側の先端からめくれてしまう場合があります。

\ この記事をシェアする /

この記事に関連する記事