ハンプ
はんぷ
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ハンプ(human atrial natriuretic peptide:hANP)とは、ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチドのこと。主に心房で産生・分泌され、28個のアミノ酸で構成されるペプチドホルモンで、利尿作用や血管拡張作用をもつ。心房以外に心室や中枢神経系にも存在しており、基準値は43.0pg/mL以下である1)。高値の場合は、うっ血性心不全、急性心不全、慢性心不全、腎不全といった、心房負荷や循環血漿量の増加を起こす病態の存在が示唆される。
また、ハンプは透析療法において、ドライウェイト(目標体重)を決める際の指標の一つとしても用いられる。透析患者は腎機能の低下により尿量が少なく、摂取した水分が体内に貯留し続けることで体重が増加する。そのため、体液量が適正な状態であるときの体重をドライウェイトとして設定し除水を行うが、このとき、ハンプが高値の場合は水分過剰とされ、ドライウェイトが引き下げられることがある。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
川上嘉明
有明医療大学看護学部看護学科
(執筆)
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