腹腔穿刺
ふくくうせんし
ふくくうせんし
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腹腔穿刺とは、腹水の性状、成分、貯留量を検査するために行う穿刺のことである。
腹水は、腹腔内に貯留した浸出液または漏出液であり、門脈圧亢進・血漿膠質浸透圧の低下・腹膜の炎症や悪性腫瘍によって生じる。
腹腔穿刺の具体的な目的は下記の3つのいずれかである。
1.腹水の生化学的検査、細胞学的検査、細菌学的検査などを行うことにより、その基盤にある病態を診断する
2. 腹腔内に貯留した液体を排除して、呼吸困難や腹部棒万巻などの胸腹部圧迫症状の緩和をはかる
3.抗がん剤などの薬物を注入する
穿刺部位は、腹直筋外側の側腹部で、体位は仰臥位または半座位で行い、穿刺の際には、感染予防のために無菌操作を徹底する。 実施中は、急激な腹圧の低下、循環血液量の減少によりショックを起こすことがあるため、バイタルサインをモニタリングする。
排液量は1日に1000~2000mlが目安となり、排液の速度が速くなり過ぎないように注意する。 穿刺後は穿刺部痛の有無・腹囲・体重・排液の量・色などの観察を行う。
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