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用語の説明

ペニシリンとは、βラクタム系抗菌薬の1つで、細菌感染症の治療に用いられる薬剤である。溶連菌や肺炎球菌などのグラム陽性菌、髄膜炎菌など一部のグラム陰性菌に効果を示し、細菌が持つ細胞壁の合成を阻害することで増殖を抑え、最終的に細菌を死滅させる。肺炎、咽頭・喉頭炎、皮膚感染症、中耳炎などの治療に広く用いられる。

ペニシリン系抗菌薬で最も注意すべき副作用は、薬物アレルギー反応である。蕁麻疹や掻痒感などの軽度症状から、アナフィラキシーショックのような重度症状まで、症状の程度は幅がある。そのほか、重篤な腎障害や大腸炎、痙攣、出血性膀胱炎などが現れることもある。

看護師は投与前に既往歴やアレルギー歴を必ず確認する。初回投与時や点滴中は、呼吸状態、循環動態、皮膚の変化、消化器症状の有無などを注意して観察し、異常があれば速やかに投与を中止し、医師に報告することが重要である。

用語を使用した例文

  • ペニシリン系抗菌薬の投与前は、患者さんにアレルギーの有無を確認する。

関連する看護師国家試験過去問

第103回看護師国家試験(2014年) 出題

ペニシリンの分類はどれか。

  1. 1.

    抗癌薬

  2. 2.

    抗菌薬

  3. 3.

    抗炎症薬

  4. 4.

    抗ウイルス薬

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正解:2

執筆・監修者

林 洋

東京有明医療大学

監修

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執筆

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