開かれた質問(Open question)
ひらかれたしつもん(おーぷん・くえすちょん)
ひらかれたしつもん(おーぷん・くえすちょん)
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開かれた質問とは、相手が自分の考えや感情を自由に表現できるように促す質問形式であり、「はい」「いいえ」では答えられない問いかけを指す。オープン・(エンディド)クエスチョンとも呼ばれる。
この形式は回答の自由度が高いため、患者さんの言葉から単なる症状の有無だけでなく、心理的・社会的な背景といった詳細な主観的情報を掘り下げることに適している。一方で情報が広がりやすく、要点を整理しにくい側面もある。
そのため、医療面接や看護の現場では、回答範囲が限定的で短時間での事実確認に適した「閉ざされた質問(クローズド・クエスチョン)」と段階的に組み合わせることが基本である。

看護師は、患者さんの心身の状態に応じた質問形式の使い分けを意識する必要がある。開かれた質問は、患者さんの言葉から優先事項や価値観などの個別性を把握できる。一方で、意識レベルの低下時や身体的苦痛が強い場合には、回答が負担となることがある。そのため、閉ざされた質問で状況を確認し、状態に合わせて両者を柔軟に組み合わせるアセスメントが重要である。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
柴田実岐子
(執筆)
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