ラビング法
らびんぐほう
らびんぐほう
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ラビング法とは、速乾性擦式消毒剤(アルコール擦式製剤など)を手掌にとり、手指全体に乾燥するまで擦り込み消毒する手指衛生の手法のことである。流水やペーパータオルを使用しないことから、ウォーターレス法とも呼ばれ、臨床現場では衛生的手洗いや手術時手洗いなどで広く用いられている。
石けんと流水による手洗い(スクラブ法)と比較して、短時間で高い除菌効果が得られるのが特徴である。また速乾性擦式消毒剤は持ち運ぶことができるため、手洗いの設備がない場所でも即座に実施でき、業務の効率化にも寄与する。
ただし、目に見える汚れが付着している場合は消毒効果が落ちるため、先にスクラブ法による手指洗浄を行う必要がある。その後にラビング法を行う際は、手指に水分が残っていると消毒剤が希釈され効果が減弱してしまうため、ペーパータオルなどで水分を完全に拭き取り、しっかり乾燥させてから消毒剤を使用することが不可欠である。
また、規定の消毒時間内は消毒剤で手指が濡れた状態を保つ必要があるため、手の大きさに合わせ、途中で乾くようであれば消毒薬を追加して手指全体に擦り込み、最後は完全に乾燥させることが重要である。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
柴田実岐子
(執筆)
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