エチレンオキサイドガス滅菌
えちれんおきさいどがすめっきん
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エチレンオキサイドガス滅菌とは、酸化エチレンガス(EOG:ethylene oxide gas)を用いた化学滅菌法である。酸化エチレンガス滅菌、EOG滅菌、EO滅菌とも呼ばれる。
微生物のタンパク質や遺伝物質と酸化エチレンガスが化学結合することで死滅させる仕組みである。40〜60℃の低温環境で滅菌処理ができるため、高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)が使用できないプラスチック製品やラテックス製品、カテーテル類、内視鏡など、熱や湿度に弱い器材や複雑な構造の医療器材の滅菌に用いられる。
一方で、エチレンオキサイドガスは引火性や発がん性、強い毒性を有するため、取り扱いには厳重な管理が求められる。滅菌後は器材に残留したガスを除去するためのエアレーションが必要であり、滅菌完了までに長時間を要する。エチレンオキサイドガス滅菌は他の滅菌法が行えない場合の選択肢であり、近年では作業者への曝露リスクや環境への影響を考慮し、代替手法の導入も進んでいる。
林 洋
東京有明医療大学
(監修)
柴田実岐子
(執筆)
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