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用語の説明

体位変換とは、麻痺や筋力低下、倦怠感などによって、自力で寝返りや姿勢の保持ができなくなった患者に対して、寝返りや姿勢の保持を援助者が行うことである。

体位変換に必要な物品は、枕、クッション、体圧分散用具、スライディングシートなどである。 これらの物品を用いて、同一体位による苦痛の軽減、関節拘縮・変形、循環障害、神経麻痺、褥瘡を予防する目的で行う。 とくに褥瘡の予防には有効である。

褥瘡とは、一定の場所に一定以上の圧力が一定時間以上加わり続けることで、局所皮膚の血流が途絶えて、壊死してしたのち潰瘍となることである。

褥瘡の好発部位は以下の通りである。

仰臥位…後頭部、肩甲骨部、仙骨部、踵骨部

側臥位…耳介部、肩峰突起部、腸骨部、大転子部、膝関節顆部、外果部、内果部

腹臥位…耳介部、肩峰突起部、乳房(女性の場合)、性器(男性の場合)、膝関節部

これらの好発部位に対しては、体位変換やポジショニングなどによる除圧が効果的である。

関連する看護師国家試験過去問

第111回看護師国家試験(2022年) 出題

臥床患者の体位変換とボディメカニクスの原則との組合せで正しいのはどれか。

  1. 1.

    仰臥位から側臥位 ― トルクの原理

  2. 2.

    仰臥位から長座位 ― 摩擦力

  3. 3.

    ベッドの片側への水平移動 ― 力のモーメント

  4. 4.

    ベッドの頭部への水平移動 ― てこの第1種の原理

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正解:1

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