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解説
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野口裕幸

臨床工学技士

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NPPVでは、低酸素血症はもとより、そのメカニズムや構造上、エアリークやスキントラブル、粘膜の乾燥、腹部膨満など、特有のトラブルが存在します。

ここでは、トラブルの原因と対応のコツ、ケアのポイントを紹介します。


Q7 NPPV中に低酸素血症が起こった!

A7 チューブの状態、マスクのフィッティングを確認しましょう

低酸素血症が起こる原因として、まず考えられるのが、チューブのどこかが折れている、曲がっている、抜ける、酸素アダプタの接続が緩んでいるなどのチューブトラブルです。

次に多いのが、マスクフィッティングに問題がある場合です。フィッティングの不良によってエアリークがあると、低換気となり低酸素血症を起こします。マスクのサイズや位置は適切か、ヘッドストラップは正しく装着されているかなどを確認し、できれば毎日、フィッティングを繰り返します。

経鼻胃管が挿入されている場合は、胃管がマスクを押し上げ、フィットしないことがあります。この場合は、皮膚保護剤などをチューブに巻き、チューブとマスクの隙間を埋めますが、完全に塞ぐのはなかなか難しく、限度があるため、通常はNPPVの不適応とみたほうがよいでしょう。

また、患者さんの呼吸と換気モードの同期性が悪い場合にも、低酸素血症は起こります。同期性をみるには、患者さんの自発呼吸が、IPAPとEPAPの切り替わりにきちんと同調しているか、すなわちIPAP時には患者さんの胸郭がきちんと上がり、EPAP時には下がっているかを観察します。もし送気と胸郭の上下運動がうまく合っていなければ、設定条件を見直す必要があります。

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